一般社団法人オーケストライフは神奈川県横浜市内のくらし、住まいの問題をまるごと解決します。

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耳より情報
2025年01月15日 [耳より情報]

みんなでつくる「オーケストライフ」のこれまでとこれから

オーケストライフでは、皆さまのくらしや住まいに役立つ耳より情報を、定期的に発信しています。
今回は、相続・遺言・老後の生活設計など、日々の不安や悩みに寄り添う「くらし安心まるごと相談窓口」として活動する司法書士法人あいおい総合事務所の清水 敏博が、オーケストライフの9年目の節目に立ち、今後の取り組みについてお話しいたします。



「オーケストライフ」は、今年で設立9年目を迎えます。振り返ると、これまでの歩みの中で多くの方々に支えられ、地域社会とともに成長してきたことを実感しています。

設立のきっかけは、私自身の成年後見人としての活動。これが原点となりました。ケアプラザ(横浜市独自の福祉保健交流拠点)や区役所と協力し、高齢者のご自宅へ直接伺って相談を受ける機会が増えましたが、その際に法律の範囲を超えて住まいや生活の悩みが数多く寄せられることに気づいたのです。

具体的には、外壁の塗り替えや屋根の修繕、リフォーム、片付け・清掃、害虫駆除、運転免許返納後の車の処分など、ご相談(依頼)内容は多岐にわたります。法律問題は私が、介護や家事の支援は福祉関係者によって対応できますが、住まいに関する課題は専門の業者に頼る必要がありました。

しかし、ここで私はあることに気付きます。高齢の方や忙しい福祉関係者が、複数の業者の中から信頼のできる業者を探して連絡するのは、想像以上に負担が大きかったのです。そこで、「困ったらここに電話すれば大丈夫」という<ワンストップの相談窓口>を作ることが必要だと考えました。

私が主宰する「こらぼ会」は、士業、地元企業、NPO法人など多様な専門家が集い、地域課題の解決を目指すプラットフォームです。オーケストライフの設立にあたり、「こらぼ会」のメンバーに声をかけ、信頼できる専門業者と協力してサービス体制を築きました。

さらに、長年地域に根差した活動を続けている経営者や職人のネットワークを駆使し、分野ごとのスペシャリストが揃う「精鋭チーム」を結成しました。オーケストライフは、このような強固な地域連携を背景にスタートしたのです。

「オーケストライフ」最大の強みは、地域に密着した総合的なサポート体制です。各メンバーは、それぞれの専門知識や技術、豊富な経験を持ち寄り、迅速かつ丁寧に対応します。

また、単なる課題解決に留まらず、地域イベントの主催やセミナーを通じて、情報提供や地域活性化にも力を入れています。これからも、地域コミュニティの絆を強め、安心して暮らせる街づくりを目指してまいります。

昨今の人手不足やコスト削減の流れの中で、より一層、効率化が求められるようになってきましたが、私たちは「非効率の中にこそ価値がある」と考えています。効率化だけを重視することで、サービスの質が低下するケースを多く目にしてきました。

「オーケストライフ」は、顔の見える関係性や人と人のつながりを大切にし、「親切・親身・丁寧」という人ならではの温かいサービスを提供することを目指しています。新たな取り組みとして、「お困りごとサポート」というパッケージサービスを立ち上げました。
住まい・くらし・経営に関する幅広い悩みに対応し、オーケストライフメンバーと弁護士、税理士、司法書士など11の士業グループLTRが結集、個人・法人・町内会・マンション管理組合・福祉団体など多様な対象者のニーズに寄り添います。

現在は、「大家さん」「住み替えを検討する高齢者」「会社経営者」向けのサービスを提供しています 
※詳しくは以下のページをご覧ください。
▶お困りごとサポート


9年目という節目を迎える中で、私たちはこれまで築いてきた信頼とつながりを大切にし、さらに多くの「困った」に寄り添える存在でありたいと考えています。これからも地域の皆さまと手を取り合いながら、一人ひとりが安心して暮らせる環境づくりを目指してゆきます。

さらに、住まいやくらしに関する課題を解決するだけでなく、地域の絆を深めるイベントやセミナーの開催にも積極的に取り組んでいく予定です。皆さまの「こんなサービスがあったらいいな」という声が、私たちの次の一歩を形作ります。

何かくらしや住まいのことでお困りごとがございましたら、お気軽にオーケストライフまでご相談ください。私たちが、地域の頼れるパートナーとして皆さまのくらしをサポートいたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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