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耳より情報
2022年10月17日 [耳より情報]

プロの仕事道具<ビル清掃編>

オーケストライフでは、皆さまのお役に立てるくらしや住まいの耳より情報を定期的に発信していきます。
今回は、毎日のクリーニング(清掃)で清潔・快適な空間を提供! 
株式会社クリーンビルサービス の田村 誠が「プロの仕事道具<ビル清掃編>」と題して、お話しします。



皆さん、こんにちは。株式会社クリーンビルサービスの田村です。
弊社はビル清掃業をメインとして、日々多くのお客さま先を訪問しています。清掃業務は、「日常清掃」「定期清掃」の2種類がありますが、いずれもお客さま先の環境を美しく保ち、効率的に清掃作業を進めることが重要です。
●日常清掃・・・毎日のトイレや流し台の汚れを洗浄のほか、トイレットペーパーをはじめとする消耗品の補充やゴミの回収分別、エントランスホールなど共用部分の除塵作業をおこないます。この「日常清掃」により、建物の美観を日常的に維持することができます。
●定期清掃・・・年に1〜12回、特別な資機材や洗剤を使用し、日常清掃では落としきれない汚れを除去する清掃です。「定期清掃」には、ガラス清掃、電灯清掃、床面洗浄、ワックス塗布、エアコンのフィルター清掃、換気扇清掃、カーペット洗浄などがあります。


清掃業務では、長年の経験やちょっとしたコツなど、技術的な面も大事になりますが、清掃に適した道具や機械を選び、使用することも大事です。そこで今回は、清掃業務に使用している機械をご紹介したいと思います。

最初にご紹介するのは、床を清掃するのに欠かせない機械である「ポリッシャー」です。「ポリッシャー」とは、モーターで円形のブラシやパットを回転させながら床表面の洗浄や床表面を磨き、古いワックスの剥離作業などをおこなうプロ用の清掃機械のこと。こちらのブログを読んでいる皆さんも、駅の構内などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

弊社ではこれまでも「ポリッシャー」を使用していましいたが、昨年、新たに「高速振動ボリッシャー」を導入しました。従来の物と比べて何が変化したかというと・・・?
●大きなキャスターが付いているので、ラクに移動できる
●ポリッシャーよりも回転数があがり(160〜300回転/1分 → 1500回転/1分に)、しかも超高速微振動回転により短い時間で洗浄効果を発揮する
●ポリッシャーは洗浄ムラが出来やすい為技術力が必要だが、高速振動ポリッシャーはムラが発生せず自然な直立姿勢で作業出来る為、疲労も軽減され誰でも安全に作業がしやすい
●床材(カーペットタイル、マンションの廊下等に敷かれている長尺塩ビシート、玄関等の石材系タイル等)を選ばずに使用できる

など、多くのメリットがあります。
高速振動ポリッシャー


実際に私も使用してみましたが、汚れ落ちにムラがなく、確実に”結果”を出してくれる機械だと実感。床材によっての機械の交換も不要なので、作業効率も大幅にアップしました。日々の清掃業務において、大いに活躍してくれています。

次に、現在導入を検討している機械をご紹介します。それが、「強アルカリイオン電解水生成システム」です。これは、その名のごとく、「強アルカリイオン電解水」を自家生成する機械。すでに弊社でも「強アルカリイオン電解水」を活用し清掃を行っていますが、使用する頻度の高さを考えて、こちらの機械導入を検討しています。

「アルカリイオン電解水」は、合成の科学物質を含まないため、環境や人にやさしいのが特徴。汚れを落とすための界面活性剤が入っていないので、使用後に洗剤の成分が残ることがないのです。低刺激で無臭なので、清掃する側にとっても”やさしい”と言えます。

もちろん環境や人にやさしいだけでなく、掃除をする素材(床など)を痛めることなく、汚れをしっかりと落とすことができます。環境に配慮しながら清掃業を行う。現在も弊社では、SDGsの観点から大事にしている部分ですが、今後もより意識していきたいと思っています。

今回は、日々の清掃業務で欠かせない機械をご紹介しました。清掃業に携わる私たちとって、清掃の道具や機械は相棒のような存在です。大事なお客様先の環境を清潔に美しく保ち続けるため、これらの機械を上手に活用しながら、今後も日々の業務に取り組みたいと思います。
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