耳より情報
2026年10月20日 [耳より情報]
終活は「何から始める」のが正解? 〜最初の一歩で迷わないために〜

オーケストライフでは、皆さまのくらしや住まいに役立つ耳より情報を、定期的に発信しています。今回は、相続・遺言・老後の生活設計など、日々の不安や悩みに寄り添う「くらし安心まるごと相談窓口」として活動する司法書士法人あいおい総合事務所の清水 敏博による、「終活は『何から始める』のが正解? 〜最初の一歩で迷わないために〜」をお届けいたします。
突然ですが、皆さんは「終活」にどのようなイメージを持っていますか?「元気なうちにするべきもの」「自宅の片付け(不用品の片付け)」「遺言を書いたり、お墓や葬儀のことを決める」など、それぞれにイメージするものがあるでしょう。
実際、私(司法書士)のもとには、相続や遺言、成年後見制度のお話とあわせて、「終活を考え始めたいけど、何をしたらいいですか?」というご相談を多くいただきます。
そんな中、現場でよく感じるのは、終活の最初の一歩は「必ずしも法律上の手続きではない」ということです。大事なのは、「自分の今の状況を整理すること」なのかもしれません。
終活を始める際、まず整理しておきたいのは、たとえば次のようなことです。
・どんな財産を持っているのか
・自宅などの不動産は誰が使っているのか
・家族構成はどうなっているのか
・これから心配なことは何か
財産を整理してみると、「思っていたより預貯金が少ない」「使っていない不動産がある」など、これまで気づかなかったことが見えてくる場合もあります。
また、家族関係やこれからの生活について考えてみることで、「自分は何を心配しているのか」「家族に何を伝えておきたいのか」が明確になってゆきます。
終活は、何かを「決める」ことだけではありません。まずは、自分自身を知り、現状を整理することが大切な準備となるでしょう。
終活と聞くと、「まず遺言を書かなければ」と考える方もいらっしゃいます。もちろん、財産の分け方などについて自分の意思を残しておくことは大切です。ただし、いきなり遺言書を作成する必要はありません。
十分に整理しないまま遺言を書こうとすると、
・後から内容を変えたくなる
・家族関係を十分に考えられていなかった
・「これでいいのか」と不安になる
といったことが生じます。
そこで、最初の段階ではエンディングノートなどを活用して、自分の気持ちや希望を書き出してみるのが一つの方法です。
「財産をどうしたいか」だけでなく、
「どんな老後を過ごしたいか」
「介護が必要になったらどうしたいか」
「お墓や葬儀はどうしたいか」
など、思いつくことから少しずつ書いてみましょう。
終活は、「早く始めればいい」というものではありません。「これを決めたら家族はどう感じるだろう」「今、話したほうがいいのか、もう少し時間を置いたほうがいいのか」そんな風に考えながら、少しずつ答えを出していってもいいのです。
自分の人生を整理するだけでなく、家族とのこれからを考える機会として捉えてみる。だからこそ一人で決めようとせず、必要に応じて家族と話し合いながら、無理なく取り組むことをお勧めします。
実務の現場で感じるのは、「終活を考え始めた」その時点で、すでに大きな一歩を踏み出しているということです。
まずは、自分の財産や家族のこと、これからの生活について、少し考えてみる。そして、分からないことや不安なことが出てきたら、その段階で専門家に相談する。「何から始めたらいいのか分からない」そんな状態から始めても、決して遅くはありません。
終活は、残される家族のためだけのものではなく、これからの自分を安心して暮らすための準備でもあります。オーケストライフでは、手続きだけでなく、その方のお気持ちやご家族の状況も大事にしながら、終活についてのご相談をお受けしています。
まずは「何から始めればいいのか分からない」というところから、ぜひ一緒に整理してゆきましょう。
「終活を始めたいけれど、何からすればよい?」
実際、私(司法書士)のもとには、相続や遺言、成年後見制度のお話とあわせて、「終活を考え始めたいけど、何をしたらいいですか?」というご相談を多くいただきます。
そんな中、現場でよく感じるのは、終活の最初の一歩は「必ずしも法律上の手続きではない」ということです。大事なのは、「自分の今の状況を整理すること」なのかもしれません。
終活を始める際、まず整理しておきたいのは、たとえば次のようなことです。
・どんな財産を持っているのか
・自宅などの不動産は誰が使っているのか
・家族構成はどうなっているのか
・これから心配なことは何か
財産を整理してみると、「思っていたより預貯金が少ない」「使っていない不動産がある」など、これまで気づかなかったことが見えてくる場合もあります。
また、家族関係やこれからの生活について考えてみることで、「自分は何を心配しているのか」「家族に何を伝えておきたいのか」が明確になってゆきます。
終活は、何かを「決める」ことだけではありません。まずは、自分自身を知り、現状を整理することが大切な準備となるでしょう。
「終活=(イコール)遺言」ではない理由
十分に整理しないまま遺言を書こうとすると、
・後から内容を変えたくなる
・家族関係を十分に考えられていなかった
・「これでいいのか」と不安になる
といったことが生じます。
そこで、最初の段階ではエンディングノートなどを活用して、自分の気持ちや希望を書き出してみるのが一つの方法です。
「財産をどうしたいか」だけでなく、
「どんな老後を過ごしたいか」
「介護が必要になったらどうしたいか」
「お墓や葬儀はどうしたいか」
など、思いつくことから少しずつ書いてみましょう。
終活は、「早く始めればいい」というものではありません。「これを決めたら家族はどう感じるだろう」「今、話したほうがいいのか、もう少し時間を置いたほうがいいのか」そんな風に考えながら、少しずつ答えを出していってもいいのです。
自分の人生を整理するだけでなく、家族とのこれからを考える機会として捉えてみる。だからこそ一人で決めようとせず、必要に応じて家族と話し合いながら、無理なく取り組むことをお勧めします。
「考え始めたこと」が終活の第一歩
実務の現場で感じるのは、「終活を考え始めた」その時点で、すでに大きな一歩を踏み出しているということです。
まずは、自分の財産や家族のこと、これからの生活について、少し考えてみる。そして、分からないことや不安なことが出てきたら、その段階で専門家に相談する。「何から始めたらいいのか分からない」そんな状態から始めても、決して遅くはありません。
終活は、残される家族のためだけのものではなく、これからの自分を安心して暮らすための準備でもあります。オーケストライフでは、手続きだけでなく、その方のお気持ちやご家族の状況も大事にしながら、終活についてのご相談をお受けしています。
まずは「何から始めればいいのか分からない」というところから、ぜひ一緒に整理してゆきましょう。





